2016年8月13日土曜日

アダルトチルドレンを克服(超まとめ)

アダルトチルドレンを克服(超まとめ)

(はじめに) 「アダルトチルドレンを克服するにはどうすればいいか」、ここでアダルトチルドレンの克服のエッセンスをまとめて述べていきます。
(最終更新)2016年12月07日 沖仁宏(精神医療のブラックジャック) (目次)

アダルトチルドレンを克服するのに必要なこと【まとめ】

ステップ1:アダルトチルドレン克服–ステップ1~有酸素運動と筋トレの習慣をつける


運動は脳の認知機能(感情コントロールをつかさどる部位)の働きを高めることが科学的研究でわかっていて、最近では米国をはじめとして精神科医が運動を推奨するというような薬を用いない治療法が主流になってきています。実際、運動はアダルトチルドレンを克服するのに非常に有用です。

私自身の体験からもいえますが、運動の習慣をつけたことで、アダルトチルドレンにおける(もっとも私の場合は境界性人格障害といえるレベルでしたが感情コントロールの問題)が大きく激減したわけです。運動はアダルトチルドレンを克服するのに有用ですが、ある程度高強度のものでなければあまり効果は出ません。よく軽い散歩やジョギングで良いという意見がありますが、これは間違いなので、高強度のものも短くて良いですから、併せて行うようにしてください。↓

https://www.youtube.com/watch?v=0ohcrfzBDDc&list=PLyYhPRbke1jCgv6Dz03yjx0V0O2q5_H3u

ステップ2:アダルトチルドレンを克服–ステップ2~適切な薬物療法を実践する~


→アダルトチルドレンを克服するのに最も重要です。アダルトチルドレンになる人は、先天的に繊細に生まれついている(HSPといいます)ので、この遺伝的精神面のもろさを克服していこうという場合、薬物療法を並行させることが必要十分条件です。薬(化学物質はまず使用しません)なしでの克服ですと、アダルトチルドレンの症状のみならず先天的気質的な問題までも克服するのは不可能です。生まれつきの気質的傾向までをも完全に克服したいのであれば、薬物療法的アプローチは必須になります。精神疾患は精神論や根性論、ポジティブシンキングだとか潜在意識への刷り込みでどうにかなるという生易しい次元の話では全く持ってないからです。(なお、薬物療法は栄養療法と併せて行う必要があります。)
なお、薬といっても95%以上は天然の物質です。



ステップ3:心理カウンセリングを受けるのをやめる(or低額カウンセリングのみを受ける



アダルトチルドレンを克服するのに心理カウンセリングは無意味です。 もし仮にどうしても受けたいのであれば一時間4000円以下のより低額のところにお願いするといいでしょう。 私は1時間10000円の精神分析(カウンセリングの古典的形式)を2年以上受けてきましたが、全く効果などありませんでした。南青山にある有名人が運営する心理研究所です。


また、精神療法やカウンセリングの「ふがいなさ」「科学的論拠の脆弱性」からこれらの精神療法は気休め以下の効果しか出ません。 より、科学的エビデンスがあるとされる認知行動療法ですら同じ穴のムジナです。「せいぜい気休めにしかならない」古典的な心理療法に1回1万円以上も支払う意味はあるでしょうか。潤沢な資金を持っているお金持ちの人であれば構わないでしょうが、多くのアダルトチルドレンの人はそんなにお金を持っている人はいないでしょう。ですから、心理カウンセリングもせいぜい2000円だとか高くても4000円以内のモノにするべきでしょう。
例えば心理カウンセリングを用いて 「認知症という精神障害の老人(あるいは若い人)を心理カウンセリングで治せるのかどうか?」

考えれば、自ずと心理カウンセリングのアダルトチルドレンに対する無効性が明らかになる事でしょう。 (認知症はICDで定義される立派な精神障害です。若い人もかかります。) アダルトチルドレンを克服するのに心理カウンセリングはほとんど意味がありません。
https://connect.mayoclinic.org/discussion/adult-child-with-depression-anxiety-and-add/

ステップ4:マインドフルネス瞑想を実践する



→以前受け持ったクライアント様、座禅瞑想を行うと、その日のうちに効果を実践し、一年ぶりにぐっすり眠れましたと言っていました。 詳しい話は、私のYOUTUBE動画、「マインドフルネス瞑想まとめ」をご照覧ください↓↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=HeYPxrBbBPQ


実際、マインドフルネス瞑想はアダルトチルドレンを克服するのにとても有効です。
何故かと申しますと、アダルトチルドレンに限らず精神疾患になっているという人というのは思考過剰の状態にあるのです。 思考するのが得意な思慮深い人間以外精神疾患に罹患することはありません。 この思考過剰を解消する方法の一法が、「マインドフルネス瞑想」なのです。 なお、マインドフルネス瞑想とは座ってするたとえば、座禅ですとか瞑想に限らず、上に挙げてきた有酸素運動や筋トレも包含されます。何故かというと、運動をしているとき、思考は止まりやすくなっているからです。よって、通俗的に呼称されるマインドフルネス瞑想には、「静的な瞑想」と「動的な瞑想」の2種類があるということなのです。そして、両者とも思考過剰という(アダルトチルドレンの特徴でもある)弊害を取り除きますので、習慣的に行うことで心が安定しリラックスできるようになるのです。
 

▽アダルトチルドレン克服まとめ△



最も重要なのは2(薬物療法)で、 次いで1(運動療法)、そして4(マインドフルネス瞑想療法)になります。この2と1と4を同時並行させていくのが現状最高のアダルトチルドレンを克服する方法論になります。 よく巷で耳にするアダルトチルドレンを克服するのにはインナーチャイルドを癒さないといけないという説は嘘です。 たとえば、認知症という精神障害になっている人はインナーチャイルドが傷ついているから、認知症になっているのではなく、物理的な脳の損傷(脳細胞の死滅)によって認知症になっているわけです。 認知症と聞くと、「なんだ老人の病ではないか」と思われる人が多いのは察しがつきますが、上述したように若い人でもかかる立派な精神障害の一種で、ICD(国際疾病分類)によって精神障害であると定義されているものです。[1]
[1]ICDF00-F09
このように、アダルトチルドレンを治すのに、インナーチャイルドを癒さないといけないという話はうさんくさい嘘なのでご注意ください。
要するに、

アダルトチルドレンの原因


アダルトチルドレンの直接的原因は、本人の先天的脳の機能傾向に全面的に依存しています。
些細なことが気にかかる極度に繊細な性格の人が虐待や機能不全家族それからいじめのような悪い社会的体験を経ることによって、その人の脳が余計ネガティブに物事に反応するようになり、具現化(ぐげんか)している症状に過ぎないわけなのです。そして、その脳機能傾向は先天的なものなのです。


(追記、補足説明↓↓↓)

アダルトチルドレン克服における残酷な現実



もっといえば、「アダルトチルドレンになるかどうかは生まれつきすべて決まっています。」
なぜなら、元々神経が図太い人の場合、どんな劣悪な環境で育っても平気の平左でACにはならないからです。 繊細な人以外アダルトチルドレンになることは繰り返し述べますが、ありえないわけです。


であるから、アダルトチルドレンを克服するのには、「脳の機能を根本的に変えないといけない」という論理が導き出されることになるのです。直接的に脳の機能を変えるのには2薬物療法の実践1運動の実践以外に積極的な手立ては存在しません。



よくアダルトチルドレンは劣悪な環境要因によって発生する後天的環境病であるという説が流布されていますが、 この説に私は断固反対です。なぜかというと、いくら劣悪極まりない家庭環境や社会環境で育っても「アダルトチルドレンなんてどこ吹く風」の状態の人は世の中5万といるからです。要するにアダルトチルドレンを発症する人は、悪く言えば遺伝的精神的脆弱性を先天的に保有している。そして、そのようなもともと繊細な人のみが、悪い社会体験それから家庭環境を経ることで発症しているのが事実なわけです。


生まれつき精神的に鈍感な人はアダルトチルドレンに絶対にならない



生まれつき、精神的に強い人(悪く言えば鈍感な人)はアダルトチルドレンになろうと思っても絶対になり得ません。 どんな酷い悲惨な経験をしてもアダルトチルドレンにならない人はならないのです。
(これはたとえば私のフランス人の友人がそうです。)こういう人たちには「アダルトチルドレンを克服する」という概念すら似つかわしくありません。よって、インナーチャイルドもクソもへちまもないのです。
また、たとえば、乙武洋匡さんは生まれつき四肢がありません。察するに、彼の人生、いわれのない偏見、差別(次元の違うほどのもの)など多々あったはずです。にもかかわらず、明るく、ポジティブに生き、自分を卑下していません。
機能不全家族によってアダルトチルドレンは発生するなどという説は、自称他称カウンセラーがでっちあげた虚構の概念に過ぎないわけです。 なぜ、そう言い切ることができるのかについては最後までお読みいただければわかると思います。


↑アダルトチルドレンを克服するのにインナーチャイルドを癒さないといけない話を真に受けてはいけない。すべて心理カウンセラーのボッタくりビジネス手法の一環なのです。

考えてもみてください


たとえば、


認知症の老人をインナーチャイルドを癒すことで治すことができますか?
■高次脳機能障害の青年のインナーチャイルドを癒すことで高次脳機能障害を治すことができますか?



全く持って不可能です。



認知症は上述したように、若い人もかかる立派な精神障害です。それから高次脳機能障害は境界性人格障害と酷似する物理的外傷における認知機能の破壊という点で、精神障害とみることも可能です。このようにこれらの事象を緻密に見ていくと、 私が主張している2と1を同時並行してそこに主眼を置いて訓練していき、直接脳の機能に介入していく方法のみがアダルトチルドレンを克服する最高の方法になるということがよく理解できると思います。


わかる人にはわかる話でしょう。これは。

インナーチャイルドは虚構の概念





インナーチャイルドもヘチマもクソもないのです。これはすぐ上に上述してきたように、「物理的外傷もしくは心理的外傷によって死滅した脳細胞が病状や障害を生んでいる」という事実を無視し、何か神がかり的な方法でインナーチャイルドを癒すことによってアダルトチルドレンを克服させるのだとか標榜するめちゃくちゃな耳障りの良い話を、よく耳にするのですが、「心理カウンセリングは実際は全くの無価値な精神療法」で、単なる拝金主義の自称他称カウンセラーの私腹肥しに過ぎないわけです。実際問題、気休め以下の効果しかありません。

よって、インナーチャイルドとは自称他称カウンセラーが叫び提唱しねつ造した虚構の概念にすぎないわけです。(このことの論拠は上に述べた認知症や高次脳機能障害発生のメカニズムで理解できる話ですので再度ご認識ください。)

アダルトチルドレン克服のメカニズムは実はとても単純




何回も何度でも腐るほど言いますが、 直接脳の機能に介入していく治療法を取らない限り、ACの克服は絶対に不可能です。


アダルトチルドレン克服への道程は、実は非常に単純なメカニズムの話になります。
そのため、私の主張は従来の心理学の分野で言われている通説と大きく乖離(かいり)しているので、私のこの主張を聞くと人体に侵入したアレルゲンのように拒否反応を起こす人は少なくないと思います。
けれども、事実であるから仕方ありません。


「生まれつき、アダルトチルドレンになるかどうか(なりやすいかどうか)は決まっている。」
残酷な話ではありますが、これが真相なのです。
たとえば、柳沢慎吾のような太陽のように明るい人はアダルトチルドレンになろうと思ってもなりません。「仮に最凶レベルの毒親の元で育ったとしても」、です。あるいはどんな機能不全家族に育とうがACにはなりません。


人間の心理状態(物事の受け取り方、感情)は「脳という媒体」を通じて生み出される現象です。<


性格なんてものは存在せず、すべて単純に脳の違い、という話になります。


脳の機能が心を生むから––



これがすべてのすべて、です。


ですから、脳の機能に直接介入する私の主張している方法のみがアダルトチルドレンを克服するのに有効になりえます。
詳しい話は下記のサイト、ブログをご照覧ください。 脳の機能の傾向によって性格が作られていることを考えれば、脳の機能を正さなければ意味が全くないという話になります。つまり、あなたの脳がアダルトチルドレンを生み出しているということになります。


この記事の本当のまとめ

アダルトチルドレンを克服するのには、直接、脳の働きを変えていく治療法を取らないといけないということです。それはここまでお読みくださった方は理解されたと思います。それでもわからないという方は私の数あるサイト、ブログを片っ端からお読みいただければと思います。
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精神医療のブラックジャックより



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