2019年1月27日日曜日

全記事一覧~アダルトチルドレンを克服(超まとめ)~


全記事一覧~アダルトチルドレンを克服(超まとめ)~

アダルトチルドレンを克服するのに必要なエッセンスのみを簡潔にまとめました。
(最終更新:2019/01/27)
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(このブログの目次)
アダルトチルドレンを克服(超まとめ)
アダルトチルドレンを運動で克服
アダルトチルドレンをマインドフルネス瞑想で克服
アダルトチルドレンを生活(環境)を正して克服
アダルトチルドレンを薬物療法で克服
機能不全家族とアダルトチルドレンを克服するには
インナーチャイルドを癒してアダルトチルドレンは克服できない
アダルトチルドレンを自力で克服
アダルトチルドレン特有の恋愛を克服
アダルトチルドレンを克服するメンタリティーを作る秘訣
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アダルトチルドレンの自力での克服は難しい

アダルトチルドレンを自力で克服しようと、その生きづらさを克服していこうというのは、根性論や精神論で語っていくと実際問題不可能な話です。
「性格を変えたい」ですとか「アダルトチルドレンを克服したい」ですとか、「神経質を治したい」・・・・・・といったように、その種の悩みを抱える人は、今の世の中少なくありません。



普通の治療法でアダルトチルドレンの克服は不可能

しかしながら、実際それは(遺伝情報に介入しなければいけない゠脳の機能に直接介入しないといけない)・・・・・・ということですので、容易なはずがありません。容易であるどころか限りなく不可能な話です。それは遺伝情報が異なっている黒人が白人のように肌が白くなりたい・・・・・・などといって闇雲に努力するのと同じ次元の話になります。

このように、アダルトチルドレンを克服するのは普通のやり方(心理療法、認知療法、認知行動療法、巷ではやっているインナーチャイルドを癒すと称するスピリチュアルカウンセリングですとか前世療法ですとか・・・・・・)のような手法を用いて治療しても効果はほとんどないのは自明の理(ことわり)の話になります。

アダルトチルドレンを本当の意味で克服するには遺伝情報に介入する手法を取らなければ不可能。

人間の性格は、生まれ落ちたときから、明るい性格、暗い性格といったように・・・・・・既に決定づけられているからです。これは背が高い人がいる、低い人がいる、頭の良い人がいる、悪い人がいる、美人な人がいる、器量の悪い人がいるのと同じ話になります。

生まれつき暗い性格や繊細で傷つきやすい性質を持っている人のみがACになるわけです。しかも後天的影響は、実はあまり重要ではないということが一卵性双生児の追跡実験で既に判明しています。たとえば、精神障害における遺伝要因の高さは専門家の間でも有名な話です。

遺伝情報に介入することではじめて治る

遺伝情報に介入することは可能なのでしょうか?

可能です。

これは、専門分野の知識が必要になってきます。しかも、世界中の精神科医のほとんどが、まだ知りえていないような克服法になります。また、私は無償でこのような貴重な情報を公衆へ晒すボランティア精神など欠片も持ち合わせておりません。私は仕事で個人指導を行っているのであり、一銭も対価が得られないならば、即効でこんな仕事はやめます。

余談ですが、ただこれは私が正直なだけだと思います。私は巷の多くの悪徳アダルトチルドレンカウンセラー、自称他称心理カウンセラーたちのように、善人面、聖人君子面は一切するつもりはなく、自分の本性を曝(さら)け出していくことで、彼らと徹底的な差別化を図っていくタイプの人間です。そのせいだろうか。私のYouTubeのコメント欄には、心理カウンセリングを学んだのか、かじったのかよくわかりませんが、その種の自称他称専門家、学生からの非難が定期的に書き込まれます。

そして、私は常に次のように思います。そもそも気に食わないのであれば、見なければいいだけなの話ですが、私が本質的なことを言ったり、書いたりすると、自分たちの業界が衰亡するので必死になって、私の理論を否定しようとするのでしょう。しかしながら、真実は真実です。了見のあるわかる人にはわかる話なのだと思います。たとえば、「過去、私はアダルトチルドレンでした」「境界性人格障害でした」「うつ病でした」・・・・・・こんなことなど誰でも今すぐどこででも、言えます。
このブログを今お読みくださっているあなたも、今この瞬間から「私は過去、アダルトチルドレンでした」などと主張することができるのです。(※本当にアダルトチルドレンの人もいることは理解しております。)

人間は自分で体験したことしか理解できない

 話を元に戻しますが、 アダルトチルドレンを迅速に克服するには、アダルトチルドレンを実際に克服した張本人が主張するプロトコルに従った方が良い。最近、私が直接話を伺った方は、私が米国精神医療最前線の医学博士のところでレクチャーを受けた・・・・・・という話を聞いて、「でも彼らには自分が病んでいた経験がありませんよね・・・・・・」と言いましたが、「まさにその通りだな」と率直に感じました。



自分自身がアダルトチルドレンのような心の病(゠脳の機能障害)に苦しんだ経験がなければ、いくら最新の精神医療情報で理論武装したところで、当事者に効果的な対応ができるわけではないですし、実際にそれは困難を極めると思います。百聞は一見に如かずという言葉があるように、「人間は自分で体験したことしかわかりません。」

繊細な人のみがアダルトチルドレンになる

アダルトチルドレンになったことのない人は、アダルトチルドレンがどういう状態であるか、わかりませんし、それに近いとされる境界性人格障害の心理も実際にそれを経験した人以外理解できないものです。
そんな人は、心理学の分野で良くいわれるようなクラウンマスコットもピーターパンシンドロームも、そしてロストワンもクソも知らないでしょう。

もっとも、これらの概念はアダルトチルドレンを克服するうえで、何の役にも立たない無意味な知識なのですが。(上述通り分かる人にはわかる話だと思います。)











多くの心理カウンセラーたちが、ロストワンがどうだとか、クラウンマスコットがどうちゃらこうちゃらなどと吹聴し、このような意味のない概念を懇切丁寧にブログやHPで、説明しているようですが、私は一切しません。何故かというと、アダルトチルドレンを自力で克服するうえで、これらの知識は全く役に立たないからです。

インナーチャイルドは癒せない事実

このようなインナーチャイルド論は、インナーチャイルド詐欺ビジネスの一環なのは皆様はご存知でしょうか?毒親カウンセリングも全く無意味です。そもそも、アダルトチルドレンも毒親うんぬんという用語も、精神医学で定義されたものではなく、アルコール依存症の親を持つ子供の自助団体に、お得意学者が癒着することで、半永久的に患者(゠AC当事者)からお金をぼったくれるというビジネスモデルを考案したことに起因します。

主にこの概念はアメリカの心理学者、ジャネット・G. ウォイティツ(Janet G. Woititz)の『アダルト・チルドレン・オブ・アルコホリックス(Adult Children Of Alcoholics)』(1983)という本によって、広く知られることになりました。そして、それを御用心理学者たちが、先述したようにビジネスモデル化したわけです。
それをさらに追随しているのが昨今、あちらこちらに跋扈(ばっこ)しているアダルトチルドレンカウンセラーたちなのです。

私がこういった心理学的アプローチの無益さを繰り返し、繰り返し非難しているのはアダルトチルドレンを克服するのに心理カウンセリングもインナーチャイルドセラピーも一切役に立たないからです。

アダルトチルドレンの症状を産む犯人はあなたの脳

アダルトチルドレンを産んでいるのは、脳の機能です。


「毒親が!毒親が!」と叫んでいた人がお酒を飲むと、親の非難をやめてしまうことが多いのがその証左(しょうさ)です。

要するに、お酒を飲む→脳内のオキシトシンレベル、GABA(γアミノ酪酸)レベルの上昇→すべての人、物事が素晴らしく見える゠脳フィルターが切り替わる(幸福を感じやすくなる)→毒親という概念が本人の中で喪失し、親の非難をAC当事者は止める。

このプロセスは実際に克服の過程で私自身が経験したことでありますので、よく理解できます。アダルトチルドレンの異常な脳機能が是正されればされるほど、たとえ過酷で凄惨なことを過去、親からされていたとしても、周囲からされたとしても、周りに責任転嫁しなくなっていくのです。

このように、アダルトチルドレンを克服するのには脳の機能を修正していかないといけません。

心理学はオカルトである

したがって、その克服に心理学の知識など必要ありません。心理学はフロイトからはじまる一連の精神、心理療法の学問をいうのですが、脳科学の分野および精神医学の分野ではオカルトに過ぎないと、一笑に付されているものなのです。

何故か?

それらのものには研究と統計による実験再現性がないからです。

実験再現性が有るとは要するに、多くの患者に対して科学的な有効性、治療法としての有効性が共通して見いだせる状態を指していいます。

よって、このような科学的根拠のない治療法゠心理療法、精神療法、インナーチャイルドを癒すうんぬんセラピーで、アダルトチルドレンが治るものではないわけです。特に中度以上の重症例であればあるほどそうです。


本気でアダルトチルドレンを克服したい人へ

結論を申し上げますと、アダルトチルドレンの良い治療者とは、私がこの場で上述してきたようなことを腹の底から理解し、同時に実際にアダルトチルドレンを克服した経験のある人物ということになります。

そして、注意しないといけないことは、繰り返しますが、過去、「私はアダルトチルドレンでした」と主張することは誰にでもできることであるということです。集客の手口にそのような趣旨の主張を意図的にする心理カウンセラーは少なくありません。実際、そのようなストーリーの構築はビジネスマーケティングに有効で、どう考えても悪人面で図太そうに見える人間が、「私は昔、アダルトチルドレンでした」などという話をしているのを、耳にしたり、目にすると私は笑いが止まらなくなります。

主張するだけなら誰でもできるのです。

しかしながら、彼らは証拠を一切保有していません。しかしながら、私には証拠としての動画、ホームページが保存してあります。要するに、本当にアダルトチルドレンを克服してきたという実績が私には存在するということです。いかに過去の自分が頭のおかしい人間であったかという決定的な証拠があるわけです。


正しい治療法の選定が重要

【アダルトチルドレンの良い治療者を見極めるポイントは】
・インナーチャイルドがどうだこうだというようなそういう神がかり的なことを一切主張しない
・精神世界に深入りしすぎていない(前世療法とか退行催眠など怪しいことに着手していない)
・心(マインド)とは脳の機能の写像であることを理解している
・心理カウンセリングや心理療法は気休めにしかならないことをよく理解している人物
・エディプスコンプレックスのような既に否定されている古典的心理学の手法を標榜していないこと
・これは関係あまりありませんが、3種類以上の薬を処方しない精神科医、心療内科医(無闇な薬物投与を行わない医師)
・・・・・・
などの条件を、そのアダルトチルドレンの治療家が兼ねそろえているかどうかが重要です。

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アダルトチルドレンを克服(超まとめ)
アダルトチルドレンを運動で克服
アダルトチルドレンをマインドフルネス瞑想で克服
アダルトチルドレンを生活(環境)を正して克服
アダルトチルドレンを薬物療法で克服
インナーチャイルドを癒してアダルトチルドレンは克服できない
アダルトチルドレンを自力で克服
アダルトチルドレン特有の恋愛を克服
アダルトチルドレンを克服するメンタリティーを作る秘訣 ––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

(Reference:)
http://www.searidgealcoholrehab.com/article-adult-children-of-alcoholics.php
https://americanaddictioncenters.org/alcoholism-treatment/children/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8846203
http://www.adultchildren.org/
https://en.wikipedia.org/wiki/Adult_Children_of_Alcoholics
http://www.adultchildrenofalcoholics.co.uk/
https://www.amazon.com/Adult-Children-Alcoholics-Janet-Woititz/dp/1558741127
https://www.mayoclinic.org/departments-centers/psychiatry-psychology
http://www.hms.harvard.edu/psych/
冒頭で述べたように、このブログではアダルトチルドレンを自力で克服するのに大切なことをなるべく簡潔にまとめてあります。ac当事者には耳の痛い話も書いてありますが、事実なのでアダルトチルドレンを克服したいと真剣に願う人は目を通した方がいいと思います。また、私には他のサイト、ブログ、Youtubeもありますのでより専門的な理解をしたい方はそちらをご笑覧ください。

精神医療のブラックジャック
沖仁宏





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